株主通信

75期第2四半期(2023年3月1日~2023年8月31日)の業績について

75期第2四半期(2023年3月1日~2023年8月31日)の業績について

代表取締役社長 平野 能章

 平素は格別のご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 当第2四半期累計期間中におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症へ移行されたことにより、社会経済活動の正常化が進みました。一方では、エネルギー価格や原材料価格の高騰による物価上昇が家計や企業活動に影響を及ぼし、経済の先行きは不透明な状況が続いております。

 このような状況の中、当社グループは、生活必需品を中心とした商品を毎日低価格で販売するエブリデイ・ロープライス「EDLP」の徹底と、EDLPを支えるエブリデイ・ローコスト「EDLC」に注力してまいりました。また、店舗改装により既存店の収益力強化を図るとともに、3月にはオンラインストアをオープンし、お客様の利便性向上を図っております。当第2四半期累計期間は、節約意識の高まりや外出機会の増加による需要を捉えた結果、全店売上高は前年を上回りました。一方で、荒利益率が下がったことに加え、改装やEC事業への投資のほか、キャッシュレス決済手数料などの増加により、販売費及び一般管理費が前年を上回りました。これらの結果、増収減益となりました。

 引き続き、収益の拡大とローコスト運営に注力し、業績向上に努めてまいります。
 今後とも、ミスターマックス・ホールディングスを何卒宜しくお願い申し上げます。

トピックス

取り組み①改装による既存店の強化

取り組み①改装による既存店の強化
 前期より大型店の改装において、主通路上に配置していたお買い得商品を、定番売場へ組み込むことで、売場全体の活性化を追求しています。
 今期は、前期の改装の検証結果を踏まえ、さらなる実験・検証を実施しています。
 お客様を定番売場へさらに引き込めるように、商品配置や陳列什器、店内サインなどの変更を進め、買い物のしやすさの向上による買い上げ点数の増加を図っています。
 これらの実験・検証・分析の結果を基に、他の大型店についても第3四半期から改装のペースを上げていく計画です。

取り組み②自社デジタルチャネルを活用した利便性向上

取り組み②自社デジタルチャネルを活用した利便性向上
 期初にかけてオープン、リニューアルをしたオンラインストア及びアプリを活用し、リアル店舗をご利用いただいているお客様の利便性向上を図っています。
 オンラインストアでは店舗と同等の品揃え、同じ価格でご購入いただけます。また、
ご自宅への配送や店舗引き取りもご選択いただけます。
 さらなる利便性の向上にむけ、一部店舗では駐車場受取実験もスタートしました。
 当社ができる最大限のサービスを提供し、商圏内のシェア獲得を目指していきます。